当サイトは個人の個人による個人のための、鑑賞備忘録を兼ねた映画感想文置き場です。 Kumagoroが映画を観て単純に思った事を書き連ねているだけであり、 映画の良し悪しを批評・採点・断定するものではありません。 映画の感想については人それぞれのものがあるとの前提をご理解の上、あくまでご参考程度にご覧下さい。

映画で一言

2016.05.04

これ以降のシネマ日記の続きは「クマチュー!!」で続けてます。

最新のシネマ日記

766●ブルーサンダー -BLUE THUNDER- (1983年/アメリカ)

2014.05.29(CS)

監督/ジョン・バダム
出演/ロイ・シャイダー マルコム・マクダウェル ウォーレン・オーツ

ブルーサンダー [Blu-ray]  戦闘ヘリ「ブルーサンダー」が活躍する近未来SF映画。このヘリコプターは本当にカッコよくて、公開当時劇場には観に行けなかったものの、TV録画したVTRは好きで繰り返し観ていた。脚本を「エイリアン」のダン・オバノンが手がけているが、政府陰謀ものとしても出来が良く、今でも普通に楽しめる。ロイ・シャイダーは渋いし、ややスティング似のマルコム・マクダウェルのいかにもな憎たらしい悪役顔も実に素晴らしい。

  とにかく80年代に描かれた近未来世界というテイストがバリバリに感じられて心躍るのである。ド迫力のヘリシーンは実際のロスでロケをしたそうだが、今では絶対に考えられない。仮にリメイクをする事になったとしたらCGなどでやってしまうんだろうが、この生の迫力は絶対に出せないと思う。

  ところで、クライマックスのヘリチェイスは本当に素晴らしいんだけど、最後の最後に宙返りするシーンだけは「メガフォース」の宙返りするバイクなみに変なシーンだと思っていた。しかし、最近知ったのだがヘリコプターの宙返りは実は原理的に可能らしく、それに驚いた。あと、出て来るブルーサンダーには「02」のナンバリングがされているのだが、1号機もあったのだろうか。実はもう1機ブルーサンダーがあって対決する予定だったのでは?と妄想するのも楽しかったりする。

765●ハンナ -HANNA- (2011年/アメリカ)

2014.05.27(CS)

監督/ジョー・ライト
出演/シアーシャ・ローナン エリック・バナ ケイト・ブランシェット

ハンナ [Blu-ray]  人間兵器として訓練されたいたいけな少女が、自分が誰なのかと苦悩しながら、バッタバッタと悪党を倒して行く…、という事で、美少女版「ジェイソン・ボーン」シリーズ的なものを想像してしまうと思うが、そうすると肩透かしを食らってしまう。主役のシアーシャ・ローナンのアクションシーンはちょっとしかないし、それもイマイチ精彩に欠ける。しかも、その設定とは裏腹に行動がいちいちうかつで、いろんな人を巻き込んでしまうのだ。

 主軸となるであろう謎もすごくフワっとしていて、ストーリーに絡んでいるんだかいないんだかわからないまま、ものすごくあっさり終わる。なんか、設定と脚本の弱さをすごく感じてしまうのである。奇妙な少女のロードムービーとして観ればアリなのかもしれないが、ちょっとガッカリだったかなぁ。個人的な見所は、中盤にあるエリック・バナの駅での長回しシーンだが、ハンナ関係ないシーンだし。

764●キャビン -THE CAVIN IN THE WOODS- (2012年/アメリカ)

2014.05.25(WOWOW)

監督/ドリュー・ゴダード
出演/クリステン・コノリー クリス・ヘムズワース アンナ・ハッチソン フラン・クランツ ジェシー・ウィリアムズ

キャビン スペシャル・プライス [Blu-ray]  こりゃあもう、ホラーファンならもう観ながらニヤニヤしてしまう事受け合いである。とにかく、古今東西様々なホラー映画のオマージュが登場するからだ。ホラーを観ていれば観ているほど楽しめるだろう。「死霊のはらわた」のリメイクに続けて観たのだが、全く同じ山小屋が出てきて、地下室で本を見つけて呪文を唱え、ゾンビが出てくる…、という展開まで一緒なので笑った。

 しかしこの映画は、冒頭からそうなのであるが、一種ホラー映画とは思えないような特殊な展開をしていく。とにかく、未見の方はネタバレシャットアウトで観るのが鉄則!!あと、「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワースがさらっと出ているのはともかくとして、ラストに出オチのように登場するあの人には度肝を抜かれます。本当に「出たー!」と声が出ました。

763●死霊のはらわた(2013) -EVIL DEAD- (2013年/アメリカ)

2014.05.25(WOWOW)

監督/フェデ・アルバレス
出演/ジェーン・レヴィ シャイロ・フェルナンデス ジェシカ・ルーカス ルー・テイラー・プッチ エリザベス・ブラックモア

死霊のはらわた [Blu-ray]  オリジナルはホラーコメディだったが、今回はお笑いなしのドシリアスリメイク。あのとんでもないテンポの良さは若干失われたような気がするが、痛そうな感じやキタナイ感じはよりグレードアップ!!今どきCGに頼りきってなく、SFXを頑張っているのも好感が持てる。

 あと、「はらわた」と言えばアッシュが振り回すチェーンソー。しかしこの作品では主役は女性(ちょっとだけ二階堂ふみ似)なのでちょっと違った形で出て来る。ただ、劇場ではR18指定だったはずだが、WOWOWではPG15指定になっており、その分グロ度が低かったような気がした。

 結論として、このリメイクはオリジナルをほとんど踏襲しておらず、比較してもしょうがないので同モチーフの別作品として観るのがいいと思う。割り切ればなかなか面白いホラーでしたよ。

762●ワイルドスピード・ユーロミッション -FAST & FURIOUS 6- (2013年/アメリカ)

2014.05.25(WOWOW)

監督/ジャスティン・リン
出演/ヴィン・ディーゼル ポール・ウォーカー ジョーダナ・ブリュースター ミシェル・ロドリゲス ドゥエイン・ジョンソン タイリース・ギブソン

ワイルド・スピード EURO MISSION [Blu-ray]  「ワイルドスピード」は、回を重ねる毎に面白くなっていくという、珍しいシリーズだ。もちろんこの1作のみ観ても楽しめない事はないが、意外な人が再登場したりするので、過去の作品を復習しておいた方が面白く観れるかもしれない。今回は見所のたたみかけのテンポも良く、飽きずに楽しめるし、多少現実離れはしているけどカーアクションファンも十分満足できるよう仕上がっていると思った。

 あと、自分の中で好き度がヒートアップしているドウェイン・ジョンソンとジーナ・カラーノの男女マッチョコンビがなかなか頼もしく、今後もこのコンビで続けて欲しいと思ったくらい。まぁ、このコンビはいろんな伏線回収に絡んでくるので目が離せないのだが。

 そして、前回出なかったミシェル・ロドリゲス姐さんも大活躍でファンとしては嬉しい限り。ジーナ・カラーノとの迫力あるキャットファイトはすばらしいの一言!また、ラストのあの人の登場には思わず「ウヒョー!」となったが、これだけ盛り上がっただけにポール・ウォーカーが亡くなったのが残念でならない。

761●フライト -FLIGHT- (2012年/アメリカ)

2014.05.24(WOWOW)

監督/ロバート・ゼメキス
出演/デンゼル・ワシントン ケリー・ライリー ブルース・グリーンウッド ドン・チードル ジョン・グッドマン メリッサ・レオ ジェームズ・バッジ・デール

フライト [Blu-ray]  ロバート・ゼメキス監督による、人間の善悪と弱さを描く社会派作品。ASKA事件が起きた、非常にタイムリーな時にこの映画を観た。

 前半の目玉である飛行機墜落シーンは、往年の「エアポート」シリーズのように飛行機外部から捉えたショットはほとんど無いのに、ものすごい迫力と臨場感。転じて後半は人間ドラマをじっくり描く構成。

 アル中で麻薬常習のパイロットがなんであんなに凄腕なのかは分からないが、多くの人命を救ったヒーローとは言え明らかに主人公に否があるため、普通は主人公に感情移入する事はできないだろう。中盤からの主人公の他人に対する発言やモラルのない態度には、映画のクライマックスまで嫌悪感を感じる人がいるかも知れない。にも関わらず、本当の最後の最後に一気に感情移入してほろっとしてしまう。この持って行き方はさすがとしか言いようがない。お見それしました。

760●ヒドゥン -THE HIDDEN- (1987年/アメリカ)

2014.05.23(CS)

監督/ジャック・ショルダー
出演/マイケル・ヌーリー カイル・マクラクラン クリス・マルキー ウィリアム・ボイエット

スマイルBEST ヒドゥン [DVD]  80年代にレンタルビデオで観て以来しばらく、テレビでも幾度となくオンエアされていたが、久しぶりに再見した。いやー、これ今観ても全然面白い。

 地球人に寄生する敵エイリアンが、老若男女かまわず移り変わり、しまいには犬にまで寄生するこの荒唐無稽さ。しかもフェラーリやロック好きというシュールな設定。テンポもむちゃくちゃ良くて、エイリアンが英語ペラペラでさしたるカルチャーギャップもなくコミュニケーションがとれるとか、いろいろ突っ込みどころはあるのだが、そんなの全然気にならない。

 ちなみに敵エイリアンが正体を現すのは映画前半に1回のみ。普通こういうシーンはクライマックスのメイン衝撃シーンに取っておくだろうに、そこは別に重要ではないんですとばかりにさらっと流す。さらにカイル・マクラクランの方は正体すら見せないので、敵と同一種なのかどうかも分からない。こんなの今だったら確実に駄作とけなされるんだろうけど、多くのファンに愛されているんだから80年代ならではの大らかさだなぁ。

759●スナッチ -SNATCH- (2000年/アメリカ)

2014.05.19(CS)

監督/ガイ・リッチー
出演/ジェイソン・ステイサム ブラッド・ピット スティーヴン・グレアム ベニチオ・デル・トロ

スナッチ [Blu-ray]  様々な悪党が巻き起こすイザコザが、最終的にひとつにまとまるという、オフビートな群像劇。個人的にはもともと敢えて好んで観るタイプの映画ではないのだが、ジェイソン・ステイサムマイブームがきている身としてはチェックせざるを得ず。いざ観てみるとかなりのテンポの良さでとても面白く観れた。

 公開当初はブラピの映画として売り出されていたようだが、この映画、やっぱり主役はステイサム。というか、ブラピ、ステイサム、デル・トロ以外は顔が似てて誰が誰だかよく分からなくなってしまうという。メインキャラだと思いきやあっさり死んだりと、展開が予想外すぎるのもいい。

 スタイリッシュなタイトルバックは某アニメも丸パクリしたほどだが、まぁ、真似したくなりますよね、あれは。あとは犬!いいキャラだなぁと思ったら、ちゃっかり映画ポスターの真正面に陣取ってました。

758●世界侵略: ロサンゼルス決戦 -BATTLE: LOS ANGELS- (2011年/アメリカ)

2014.05.17(WOWOW)

監督/ジョナサン・リーベスマン
出演/アーロン・エッカート ラモン・ロドリゲス ウィル・ロスハー ルーカス・ティル ミシェル・ロドリゲス

世界侵略:ロサンゼルス決戦(Blu-ray Disc)  そのタイトルからして、ローランド・エメリッヒあたりが撮りそうな壮大なスケールのSF大作を想像したが、実際観てみたらものすごい局地的な、しかも地上戦メインの泥臭い映画だったので驚いた。ポイントは攻めて来たエイリアンが圧倒的に強いわけではなく、白兵戦でもそこそこ互角に戦えてしまうところ。ある意味リアルであり、相手をエイリアンにすることでアメリカが相手を叩きのめす事に全く違和感を持つ事の無い戦争映画を作り上げたんじゃないかと思うくらいである。

 また、手持ちカメラによる画面ブレが最初は非常にウザいのだが、そのうちだんだん慣れて来て臨場感に変わってくるのはやっぱり見せ方が上手いんだろうなぁ。悪役から大統領までいろいろこなすアーロン・エッカート演ずる主人公に対し、最初反目していた隊員達がだんだん打ち解けて信頼しはじめるのは、分かっちゃいるけどこの手の映画の真骨頂ですね。それからワタシの大好きなミシェル姉さんが出てて、最初やけにしとやかで違和感があったものの、後半好戦的に変貌するのがいかにも姉さんらしくて嬉しかった。

 舞台が局地的なのでストーリーも局地的な完結までとしており、最後は「全世界的にさあこれから反撃だ!」というところでバッサリ終わるのは潔いと言うか、なんと言うか。

767●ファイヤーフォックス -FIREFOX- (1982年/アメリカ)

2014.06.03(CS)

監督/マイケル・J・バセット
出演/アデレイド・クレメンス キット・ハリントン ショーン・ビーン キャリー=アン・モス マルコム・マクダウェル

サイレントヒル:リベレーション [Blu-ray]  1作目の原作ゲームはプレイしていたが、本作の原作ゲーム「サイレントヒル3」は未プレイなので再現度は不明、という状態で鑑賞した。意外にも前作と繋がりがあり、主役の父親であるショーン・ビーンが引き続き出演しているが、一方メインであった母親のラダ・ミッチェルはちらりとしか出ない。で、今回の主役は前作でサイレントヒルから生還して18歳となった娘・ヘザー。今回もまたなんやかんやでこの娘がサイレント・ヒルに向かうわけだが、彼女を演じるアデレイド・クレメンスが、なかなかのブサカワちゃんでいい。

 前作がかなりゲームの雰囲気を再現していていい感じに怖かったのだが、今回は気持ち悪いが怖くはない。お化け屋敷に迷い込んでキャーキャー言う女子を実況しているのを見せられている感覚なのである。あと、この作品の肝となる「三角頭」がまさかの…。まぁ、これは見てもらうとして、頭にカッターが刺さった「ミショナリー」や看護婦怪人「バブルヘッド・ナース」の造型は相変わらず気持ち悪くていい。ただ、あのマネキン怪物はやり過ぎのような気がするが。

 この映画、基本3Dで公開されたのだが、今回観たのは2D。という事で、3Dで観ていたらもっと感想は違っていたのかもしれないが、「ホラー」として観るとちょっと物足りなかった。あと、女司祭の役をやっていたのがキャリー=アン・モスとは気づかなかった。いろいろやってるのね。

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