単純平均法


年次基準

期中に取得した棚卸資産の1単位当りの取得価額の異なるものがあるとき、その異なるものの取得価額の合計額をその取得価額の数で除して計算した金額を期末棚卸資産の取得価額とする方法です。

--<<例>>--
期中に取得したA商品1単位当りの取得価額
100円で100個取得
101円で90個取得
98円で200個取得
103円で50個取得
108円で20個取得
期末棚卸個数は110個

--<<計算>>--
(100+101+98+103+108)÷5=102
102×110=11,220円


月次基準と6ヶ月基準

単純平均法の計算を月次基準と6ヶ月基準で計算することもできます。(法人税基本通達5-2-3、5-2-3の2)


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