使いこなそう!弥生会計---基本設定編---

サーチキーセット

サーチキーセットで、伝票入力時の勘定科目を指定する方法を選択することができます。
サーチキーセット


サーチキーは、3つ用意されています。それぞれ次の方法で勘定科目を入力します。
サーチキーセット勘定科目の入力方法
キーセット1ローマ字
キーセット2カタカナ
キーセット3数字


お勧めとしては「キーセット3」です。ローマ字とかカタカナの場合、勘定科目名を覚えなければなりません。数字の場合も勘定科目名と数字の関連を覚えなくてななりませんが、科目体系の法則性を把握すると、勘定科目名だけで探すより容易くなります。つまり、勘定科目名がはっきりしなくても「ああ、この支出の場合、販売費だから。」などと科目体系から販売費の勘定科目コードで覚えているコードを入力すると、入力したい勘定科目の近くまで勘定科目コードを表示するコンボボックスにプルダウンで表示されます。

それともう一つ。たぶんこちらの方が「ああ、なるほど。」と思われると思います。財務会計ソフトは、使いこなしてくると、伝票入力は”10(テン)キー”をまるでマシンガンが弾丸を撃つかのようにダッダッダッと打ち込むようになります。摘要等も頻繁に使うものは、数字のコードを付けて登録すると、なおさらテンキーだけで入力するようになります。「♪左手に伝票!右手にはテンキー!♪(byジュリー)」...歌になりそうです。

それでは、ここで法人編の勘定科目コードの体系を紹介します。個人の場合、確定申告書に沿ったコード体系となっていますので、法人とは違ってきます。

貸借対照表科目
区分勘定科目コード区分勘定科目コード
流動資産現金100〜流動負債仕入債務400〜
流動性預金110〜その他流動負債406〜
固定(拘束)性預金120〜その他流動負債(借入関連)410〜
売上債権140〜その他流動負債(未払関連)420〜
評価性引当金149その他流動負債(前受関連)430〜
有価証券150〜借受消費税440
棚卸資産160〜繰延税金負債450
その他流動資産170〜固定負債固定負債470〜
仮払消費税180負債性引当金490〜
繰延税金資産190資本等資本金550
評価性引当金199資本剰余金560〜
固定資産有形固定資産200〜利益剰余金570〜
無形固定資産220〜評価差額金580〜
投資等240〜自己株式590〜
評価性引当金252
繰延資産260〜



貸借対照表だけ書いて満足していました。損益計算書と製造原価報告書の科目も紹介しないといけませんね。(11月6日早朝)

損益計算書|製造原価報告書
区分勘定科目コード区分勘定科目コード
売上高売上高700〜材料費材料仕入高など600〜
売上原価仕入高など720〜労務費給料手当など620〜
人件費役員報酬など740〜製造経費外注費など650〜
販売費 広告宣伝費など
販売促進費など
750〜752
757〜
仕掛品期首仕掛品など680〜
管理費 交際費など
消耗品費など
753〜756
760〜

営業外収益受取利息など800〜
営業外費用支払利息など830〜
特別利益固定資産売却益など900〜
特別損失固定資産売却損など920〜
差引損益計算法人税等980〜



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