使いこなそう!弥生会計---データ入力編---

バインダ---伝票---

バインダは、入出金・振替伝票を使った入力でも利用することができます。帳簿でのバインダによる入力と大きく違うのは、複合仕訳を登録できるということです。例えば、借入金の返済の仕訳では、借方勘定科目に借入金元金と支払利息が発生します。金融機関にもよりますが、借入金の返済で元金と利息とを分けて記帳してくれるところは少ないです。一般的には、元利合計金額の引き落としが記帳されます。

それでは、複合仕訳のバインダを登録してみましょう。

伝票バインダ

「新規」ボタンをクリックします。

伝票バインダ

伝票新規登録ウィンドウが表示されまます。

項目説明
取引名入出金・振替伝票で「F8」キーの参照ボタンをクリックしたときに表示される取引名を入力。
サーチキー弥生会計では標準で100番から200番代を使用していますので、それ以外の番号を設定。
借方勘定/補助借方勘定科目を入力。補助科目が設定されている場合は、任意の補助科目を選択。
借方金額金額が固定の場合、設定。
消費税勘定科目の消費税区分により自動的に計算されます。
貸方勘定/補助貸方勘定科目を入力。補助科目が設定されている場合は、任意の補助科目を選択。
貸方金額金額が固定の場合、設定。
消費税勘定科目の消費税区分により自動的に計算されます。
摘要取引に関連した摘要を入力します。
借方税区分借方勘定科目に設定されている消費税区分が自動的に表示されます。変更することも可能です。
貸方税区分貸方勘定科目に設定されている消費税区分が自動的に表示されます。変更することも可能です。


振替伝票から「F8」キーをクリック、または、F8キーを押してみましょう。

伝票バインダ

帳簿のバインダで紹介した方法で、ドロップダウンリストの一番上に表示されるようにしてあります。

伝票バインダ


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