使いこなそう!弥生会計---経営分析編---


要約月次推移損益計算書

それでは、要約月次推移損益計算書を作成しましょう。ここでは、表計算ソフトにMicrosoft Excel2002を使います。Excelを起動します。なお、Excelのバージョン2から使っているため、ワークシートの参照形式は、「R1C1形式」を使っています。参照形式の変更は、「ツール」メニューの「オプション」で表示される「全体」タブのところでできます。

エクセル


イメージとして紹介した表を整形しましょう。
紹介した表を見てお気づきと思いますが、金額の表示が千円単位になっています。ところが、エクスポートしたデータは円単位です。ここで、エクセルに円単位を千円単位に変えて表示する書式を加えます。

セル


「書式」メニューの「セル」を実行すると次のダイアログが表示されます。「分類」で「ユーザー定義」を選択し、「種類」に「#,###,」と入力します。これで、円単位の数値を千円単位で表示することができます。

書式設定


当期合計のセルに数式を入力します。
=SUM(RC[-12]:RC[-1])

当期合計


次に差額のセルに数式を入力します。
=RC[-2]-R[1]C[-1]-----下記以外
=RC[-2]-R[5]C[-1]-----売上原価
=RC[-2]-R[2]C[-1]-----営業外収益と費用

差額


表のどこかのセルを選択しCtrlとShiftと*を押すと、表全体を選択できます。「書式」メニューの「セル」を実行し、罫線を引きましょう。

計算


当期のデータを表示する行を選択して、色を付けましょう。

パターン


それでは、当期売上原価、当期売上総利益、当期営業利益および当期経常利益にそれぞれ必要な数式を入力しましょう。
表が出来上がりました。

エクセルの表


ここにエクスポートしたデータを読み込んで、直接データを入力してもよいのですが、データ集積用のシートを別に用意しましょう。

データ集積用シート


これで、エクスポートしたデータを読み込む準備ができました。


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