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インストール・環境設定編---データコンバードに伴い初期値に戻った設定を変更

弥生会計のバージョンが07となり、さらに機能が向上しました。しかし、スタンダードな部分の操作性は大切ですね。
滅多にないとこですが、バージョンアップに伴い自分に使いやすい設定が初期値に戻ってしまったことはないでしょうか。勘定科目のサーチキーの選択は、データコンバート時に設定できますが、それ以外はデータコンバート時には設定できませんね。

そんなときは何度も登場しますが、「環境設定」コマンドで変更できます。例えば、勘定科目や補助科目の項目にカーソルが移動したときに一覧の選択リストが自動的に表示したほうが使いやすいですね。この設定が、何かの拍子に自動的に表示しない設定に戻ってしまうことがあります。そのようなときは、次の方法で設定を変更できます。

現金出納帳で勘定科目の項目にカーソルが移動しました。

科目リストが自動展開しない

カーソルが勘定科目の項目に移動しましたが、リストが自動表示していません。このようなときは、何度も登場している「ファイル」メニューの「環境設定」コマンドを実行します。

環境設定

このコマンドを実行して開くダイアログの「選択の設定」タブを選択します。すると、「サーチキー」や「帳簿・伝票で選択リストを自動表示」を設定するページに切り替わります。「帳簿・伝票で選択リストを自動表示」の項目には、一つの項目もチェックされていません。このような場合は、帳簿・伝票では一切選択リストが自動表示されることはありません。

ダイアログ

そこで、自分で選択リストを自動表示させたい項目をチェックします。チェックの方法は、セル内をマウスでクリックするかTABキーで項目を移動させ、変更したい項目でスペースキーを押すと設定を変更できます。

ダイアログ

すべての項目をチェックしたいときは、「すべて」の項目のグレーのボタンをクリックします。すると次のメッセージが表示されますので、「はい」ですべて変更できます。

メッセージ

さて、もう一度現金出納帳で入力作業を行ってみましょう。

現金出納帳

今度は、自動的に表示されました。


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