弥生会計05以降の「使いこなそう!弥生会計」のページ


マウスから右手を開放する

Windowsアプリケーションの特徴は何でしょう。マイクロソフトによると、「一つのWindowsアプリケーションの操作方法を覚えると、他のWindowsアプリケーションの操作を覚えなくてもよい。」と謳っています。これは、マウスでメニューから操作を選択したり、ボタンをクリックするようにユーザーインータフェースが統一されたからです。

では、すべてのWindowsアプリケーションがマウスで操作することがよいのでしょうか。弥生の前進のインテュイットの合併される前のミルキーウェイ時代に、それまでMS-DOSというOS上で動作していた会計ソフト大番頭のWindowsアプリケーション化が、同業他社の会計ソフトの中で一番遅かったのにはさまざまな理由がありますが、その中の一つに「マウス操作に多くを依存しないアプリケーション開発。」だったと勝手に考えております。事実、最後に登場した「大番頭 for Windows(弥生会計2000。今の弥生会計シリーズ)」は、他の会計ソフトに比べ圧倒的にキーボードで操作できる仕様になっていました。もちろん、マウス操作にも充分対応しています。

会計ソフトは、使いこなすほどテンキーによる入力で間に合うようになってきます。伝票入力の流れを思い浮かべて見ましょう。日付を入力、勘定科目を入力、金額を入力、摘要を入力。大まかにこの4つの操作です。日付と金額は数字を入力します。ここで、弥生のサーチキーを「3」に設定すると、勘定科目、補助科目や登録済の摘要をすべて数字で指定することができます。

使いこなせば使いこなすほど、テンキーだけで入力が可能になります。ここでは、弥生のサーチキーを「3」に設定を前提に紹介していきます。

  1. 「F4」キーは便利な小窓を開く
  2. カーソルの前後移動
  3. 弥生会計はMDIアプリケーション
  4. 「編集」メニューに隠されたもの
  5. 弥生会計を終了する



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