果樹園紹介 栽培信条文責:渡辺 金壽

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 わたしのところでは、自然と農業が共存できるようにと考えわけのわからないものは、つかわない方針です。 今みなさんは安全なたべものをもとめています。 わたしも安全な農業をもとめています。

消毒について
 農薬散布のことですが、わたしは私自身の健康のために必要最低限にしています。  よそ様ではくだものの外観を重視するあまり過剰散布の傾向にあります。  わたしのところで育ったくだものは見てくれが悪い(外観がよくない)ですが、中身の味は最高です。  性フェロモン剤を使い雌虫のにおいをばらまき、虫の交尾を妨害して発生率を下げ食害をふせいでいます。
 公的機関による特別栽培農産物認証 減農薬・無化学肥料栽培を取得しております。

肥料について
 親父の代から有機質はくだものに絶対必要だという信念があり施肥しておりました。 二本松市の菅野牧場より厩肥を分けていただき、熟成させてから施肥しております。
EMボカシを施肥しております。 無化学肥料です。

EMボカシとは... 
 農地の土壌は腐敗型土壌と発酵型土壌に区別されますが、現在農地の大半は腐敗型土壌と言われています。 したがって農作物に害を及ぼす微生物の占有率が高く、病虫害の発生も高くなります。 それに対して、発酵型土壌では、病虫害の発生も少なく優良な農作物を作り出すとされています。  EMボカシは米糠で培養した有効微生物が土壌中で一層拡大し発酵型土壌とするため、土壌を浄化し作物の根張りと 特に燐の肥効を増大させ作物の生長を助け、色つや、食味、こくのあるくだものを生み出し、他の有機質肥料とは 比較にならない効果を発揮します。

りんごのかたちについて
 ふつう花粉交配にはりんご他品種の花粉と、赤く着色した染色石松子という増量剤をつかいますが、 当園ではミツバチによる自然交配のみ実施しておりますので、果実は多少いびつな形もあります。  輪切りにすると種がかたよって入っています。 欠点は見栄えが良くないことですが、種がすくない分 食べるところが多いという長所があります。 



 特別栽培農産物認証 減農薬・無化学肥料栽培 もも.ぶどう.りんごを自信を持って推薦します。自然は時として過酷でつらいときもあり、またやさしく心安らぐときもあり、自然との共生はすばらしいことです。地球温暖化による気温上昇によって自然のリズムが変調ぎみですが、今年もがんばります。
 当園のくだものを安心してお召し上がりください。