今週のメッセージ 2000.1.30

イエス・キリストは神

少々個人的な話しになりますが、わが長女は目下、あるキリスト教会付属の幼稚園教諭をしています。勤め始めてからまだ2年足らずの駆け出しです。

先日、初めて年少のクラスの合同礼拝で聖書からメッセージをすることになりました。このあいだのクリスマスからさほど日数が経っていないので、主イエスの少年時代のお話しをして、子どもたちに主イエスに対する関心を深めてほしいと考えたようです。

その話しの中で娘は、イエスさまが神さまであることをなんとか子どもたちに理解させたいと思い、次のようなアプローチを試みたのです。

みんな、ライオンさんから生まれたあかちゃんは豚さんかな?ちがうよネ。ライオンさんだよネ。じゃー、キリンさんから生まれたあかちゃんは?キリンさんだネー。イエスさまは神さまだということをみんな知ってるかな?だってイエスさまは神さまからお生まれになったんだから...。

するとどうやら、子どもたちにイエスさまが神さまだということが伝わったようでした。

キリスト教会が共有している信仰告白に使徒信条というのがありますが、その中で、「主(イエス・キリスト)は聖霊によりて宿り、処女(おとめ)マリヤより生まれ、...」という1節があります。イエス・キリストが神の御子であることを告白している部分です。

イエス・キリストが神の御子であることが何故重要なのでしょうか。それは、神だからこそ、神のことを正しくわたしたちに伝えてくれるわけです。また神だからこそ、わたしたちを真に救うことがお出来になるのです。そして十字架の死と三日目の復活こそ、その根拠(しるし)なのです。

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