先週はスペンサー・ジョンソン著『人生の贈り物』という小冊子を紹介しましたが、スペースの関係で紹介できなかったその中に出てくる“珠玉の言葉”を以下に記してみます。 ・ “過去のことをふりかえり、教訓をみいだすのは、賢明なことだ。しかし、過去に生きるのは、賢明なことではない。それは現在の自分を否定することだから。”(p.50) ・“未来のことを考え、準備をするのは、賢明なことだ。しかし、未来を生きるのは、賢明なことではない。それも現在の自分を否定することだから。”(p.51) ・“現在にとどまっているかぎり、永遠に幸せでいられる。永遠も常に現在なのだから。”(p.64) しかし問題は、いかに現在にとどまり、現在を「かけがえのないプレゼント」として喜んで生きるかということです。 「キリストに結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた」(?コリ5:17)と聖書は宣言しています。また主イエスは、「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」(マタ6:33)と言われた上で、「だから、明日のことまで思い悩むな」(同34節)と言われるのです。ここには勧めと約束があります。詰まる所、このお方を信じて、その勧めに従って生きられるかどうかが、現在を「かけがえのない贈り物」として喜んで生きられるかどうかの分岐点になるのです
今週のメッセージ2001.7.22
現在(present)をかけがえのない贈り物(present)として生きる