今週のメッセージ 2001.10.7

わたしの洗礼記念日

104日はわたしの洗礼記念日です。当時通っていたのは東京練馬区にある吉祥寺福音教会、牧師は小石豊師(現豊橋キリスト教会牧師)でした。

その1年前、当時高校3年だったわたしは、ある日の休み時間、学校の屋上で“俺は神の存在を信じる”という友達の言葉に接し、“こいつは変わった奴だ。一体どこに神がいるというのだ”と思いながら、大空を見上げていたことを思い出します。

その頃、わたしは静岡県湖西市の鷲津というところに住んでいました。そして浜松から毎週、イングルスルード先生という宣教師の方が通って来られ、ある家庭の一部屋を借りて開いていたバイブル・クラスに出席していました。英語で書かれたキリスト物語の小冊子をテキストにして、先生は一生懸命キリストの福音を伝えようとされていたのだと思います。しかし、当時のわたしはそのことには全く関心がなく、専ら先生の英語に耳を傾けていたのでした。キリストのことが、福音のメッセージが紹介されていたのに、当時のわたしの心には全く響いてもきませんでした。

しかし、高校を卒業した翌年の秋、洗礼を受けるに至ったのですから不思議です。何か悩みがあって救いを求めたわけではないのです。高校時代の同級生の牧師をしているお兄さんというのが小石豊牧師で、その友達を通じ、牧師さん夫妻そしてその教会の方々との交わりを通じ、聖霊による開眼を与えられたとでも言う他ない出来事だと思っています。

「わたしたちは、世の霊ではなく、神からの霊をうけました。それでわたしたちは、神から恵みとして与えられたものを知るようになったのです。」 (新約聖書・?コリント2:12)