最近、巷のクリスマスの飾り付けの早いのには驚かされます。早いところは11月に入ると飾っています。しかも本家本元の教会より豪華でです。 キリスト教会では、本日から待降節（アドベント）と呼ばれる期間に入っています。クリスマスの飾り付けもこの日に合わせて行われます。アドベント・クランツに立てられた4本のキャンドルの一本に火が点るのも今日からです。4本全部に火が点ると、その週の間にクリスマスを迎えるという仕組みです。 今日から始まった待降節という期間は、ひとつにはクリスマスに向かって備える意味を持っていますが、もうひとつ大事な意味を持っています。それは、キリストが再びおいでになるのを待望しつつ、その時に備えるという意味です。クリスチャンでない方には、そんな馬鹿な、と思われるでしょうが、キリストはそのことを確かなこととして約束されました。そして、その時こそ、救いの完成の時、新天新地到来の時、そして最後の審判執行の時でもあるのです。 聖書のいちばん終りは何が書かれていると思われますか？実に、キリストの再び来られるという約束の言葉であり、そのお出でを待ち望む者たちの待望のことばです。クリスチャンは、この待降節を迎えると、その約束に思いを馳せ、その時の到来に備えて居住まいをただすのです。 今年もクリスマスの時節が訪れました。あなたも今年は是非、最寄りの教会へ足を運ばれてクリスマスを迎えられることを、そしてわたし達と共に再び来られるキリストを待望する一員となられることをお勧めします。 ｢『然り、わたしはすぐに来る。』アーメン、主イエスよ、来てください。｣ （新約聖書・ヨハネの黙示録22章20節）
今週のメッセージ 2001.12.02
キリストが再び来られる！