今週のメッセージ 2002.2.3

完全学校週五日制と教会日曜学校

この4月から学校が完全週五日制になります。すなわち、学校も完全週休二日制となるわけです。わたしたちの教会としても大歓迎です。是非、その受け皿として教会の日曜学校を大いに活用していただきたいと願う次第です。

小泉内閣が発足、新しい試みとしてメールマガジンが発刊され、約7ヵ月余りが過ぎました。わたしも読者の一人ですが、このあいだの新年号では新春特別企画として各閣僚の抱負が載っていました。その企画ならびにその後の3回に渡るシリーズの寄稿の中で遠山文部科学大臣は、この度の教育改革の二本柱として「確かな学力」と豊かな人間性を育てる「心の教育」を唱っておられました。

また、本日(2/3)、文部科学省は完全週休二日制実施を前に、中小学習塾の団体代表や大手進学塾を呼んで協議会を開催、その「受け皿」作りに協力を求めるということです。

その「受け皿」としての活動にどのようなものが奨励されているかというと、キャンプ等の自然体験、スポーツ、理科実験、文化体験等ということです。こうした時いつも感じさせられることは、宗教が敬遠されていることです。公的立場から、また近年の社会を騒がせたさまざまな宗教的トラブルも手伝って、そうならざるを得ないとは思いますが、「心の教育」に宗教は欠くことのできないものです。先週のメッセージでも記しましたように、宗教(神への畏敬)が土台としてあっての倫理・道徳です。

そこで子育て中の方々、お子さんにキリスト教会の日曜学校への参加を促されることを心からお勧めいたします。わたしたちの教会はスタッフとカリキュラムを整え、常にお待ちしています。