今週のメッセージ 2002.4.28

名誉牧師を天に送る

2/17付のこのページで、わたし達の教会が所属する日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団の名誉総理、弓山喜代馬師を天に送ったことを記しました。あれから2ヵ月余りが経って、今度はわたし達の教会の名誉牧師、菊地隆之助師を天に送ることとなってしましました。去る26日(金)午前9時49分の出来事で、享年91歳4ヵ月でした。日曜日の夕前夜式、翌月曜日葬式とすっかり取り込んだため、初めてメッセージのアップが遅れてしまった次第です。お赦し下さい。

昨年9月の第2主日までは奥様の恵子師とご一緒に礼拝に出席されていました。あれから7ヵ月余りで天に送ることとなるとは予想していませんでした。召される前日も夕食は摂られ、翌朝6時の血圧測定でも120と異常は認められなかったそうですが、気懸かりだったことは発熱があったことで、その朝容体が急変し、急に血圧が下がり始め、救急車で浜松医療センターへ運ばれたのですが、手当ての甲斐もなく最期となりました。

ちょうど10年前、高齢の為隠退された師の後任としてわたしども夫婦が赴任いたしました。従って召されるまでのこの10年間、身近に接する機会が与えられていました。

非常に印象深く残っていることがあります。礼拝にお見えになれなくなってから、時々訪問させていただいた時など、いわゆる日常会話も心もとなくなっておられても、お祈りをして差し上げると非常に喜ばれ、日常会話の遣り取りの時とは明らかに違う師を感じたことです。主との霊的交わりの生活を大事にされながら、日常を過ごしておられたのだと思います。「人の主な目的は、神の栄光をあらわし、永遠に神を喜ぶことである」とのウエストミンスターの問答書の冒頭の言葉を地で行かれた師でした。