今週のメッセージ 2002.10.20

万事を益となるようにして下さる

先週水曜日の朝、高齢の女性の教会員から、後輩の某姉が昨日追突事故を起こしたので、事後処理がスムーズになされるように祈って欲しいとの電話が入りました。

お昼頃、別の女性信徒からの電話で、母親が耐え難い腹痛に見舞われて苦しんでいるので祈って欲しいとのことでした。

夕方近く、さらに別の女性会員より、夫が家の中でよろけた拍子にガラス戸にぶつかり、眼を切ってしまい、これから手術なので祈って欲しいとの電話でした。

翌木曜日も、子どもが学校で騎馬戦の最中に落下し、左腕を骨折、これから治療をうけるけれども、骨辺が散っていたり、金具を装着して固定しなければならない、時間を要する厄介な手術になりそうなので祈って下さいとの緊急の電話を受けました。

それぞれ受話器を通じて即座に祈ったり、その後見舞いに伺ったりして対処しました。

通常、こうした際には、縁起が悪い、ついていない等と考え、きよめの塩を撒いたり、御払いに行ったりされる向きもおありかと思います。

聖書の中に次のような言葉があります。

「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さる...。」

(新約聖書・ローマ8:28)

もちろん、遭遇した出来事そのものは歓迎できるものではありません。しかし、一見、不幸・災いの類にしか見えない事柄も、くすしい配剤を通じて「万事を益となるようにして下さる」神がおられるのです!