今週のメッセージ 2002.12.8

クリスマスにまつわる思いで

中学に入り英語を勉強するようになって、クリスマスの英語、Christmasを覚えました。クリスチャンになったある時、ChristmasChrist(キリスト)とMass(祭礼)の合成語で“キリストの祭礼”という意味なのだと知り、何か物知りになった気分がしました。

高校に入り世界史の時間に、西暦の紀元前をB.C.、紀元をA.D.と標記するのだと教えられました。そしてクリスチャンになったある日、B.C.とはBefore Christ(キリスト以前)の意味であり、A.D.Anno Dominiというラテン語の略で、in the year of the Lord(主の年)という意味だということ、また、西暦の基点となっているのはキリストの降誕であることを知り、“へー、なるほど”と感動を覚えました。

しかし、また後に、クリスマスの1225日はキリストの誕生日ではなく、いつお生まれになったかは不明であることを知り、何かがっかりしました。

さらにまた、西暦の基点になっているキリスト降誕の時も、実際は6年ほど溯り、B.C.6世紀頃であることがわかり、“なーんだ”と思った思い出があります。

そんなクリスマスにまつわるあれこれを思い出しながら、今年もクリスマスを迎えようとしています。クリスマスがその人にとって真のクリスマス、即ち、「キリストの祭礼」の時となるためには、その人の心の中に、イエスという方が神の御子、救主であられるという信仰が生まれることこそ、その決め手です。そこで、来るクリスマスにはあなたも、是非、お近くの教会にお出かけになり、語られるクリスマス・メッセージを通して、キリストがあなたの心の中にお生まれになることを切に祈ります。