今週のメッセージ 2003.3.9

日曜日は実は記念日なんです!

今週の14日(金)はホワイト・デー。1ヶ月前のバレンタイン・デーのお返しをしなければならない向きもおありかでしょう。わたしの場合はその気遣いはいっさい無用。気楽なものです。(別にひがんでるわけではありません。)バレンタイン・デーのチョコレートといい、ホワイト・デーのキャンデーといい、お菓子メーカーの発案とか。すっかりその術中にはまってしまったようです。ホワイト・デーに至っては、世界中、どこの国のカレンダーにも見当たらない、日本だけの珍しい日です。

ところで、毎週めぐってくる日曜日が記念日であることをご存知ですか?そんなの聞いたことないよ、と言われる方が大半でしょう。

日曜日は記念日なのです。世界中のキリスト教会がこの日に礼拝を献げるのは、実はそのためです。何の記念日ですって?キリストが復活したことの記念日です。新約聖書の四つの福音書が筆を揃えてキリストが墓から甦られた出来事を伝えていますが、いずれもそれは「週の初めの日」すなわち「日曜日」であったと記録しています(マタイ28:1、マルコ16:2、ルカ24:1、ヨハネ20:1)。以来、日曜日をキリスト教会では「主の日」すなわち、“主イエス・キリストの日”と呼んでいます。

日曜日が休日なので教会は礼拝をする日としているのではありません。キリストが「週の初めの日」に復活されたからなのです。むしろ、だからこそ日曜日が休日となったというのが本当なのです。

バレンタイン・デーを祝い、ホワイト・デーを祝うと共に、日曜日も祝ってみませんか?あなたが掛け替えのない人生の途上で救い主イエス・キリストと出会われ、復活のいのちに与り、復活の希望の中に歩まれるために、是非、日曜日に最寄りのキリスト教会にいらっしゃって下さい!