今週のメッセージ 2003.6.8 

キリストの花嫁の出現

 

今日はキリスト教会にあっては、クリスマス、イースターと並ぶ三大祝祭日の一つ、「ペンテコステ(聖霊降臨日)」と呼ばれる日です。

クリスマスは、キリストの御降誕を記念してお祝いする日で一般的にもよく知られています。イースターは、キリストの御復活を記念する日です。クリスマスほどではありませんが、それでも当日のテレビ・ラジオなどでその話題が出ます。

ところが、ペンテコステとなると、一般的には全く知られていません。

そこで、神学的に厳密な論理と正確な表現を心がけておられる方々には顰蹙を買うかも知れませんが、敢えて表題の如く“キリストの花嫁の出現”の日、と紹介してみました。

今から約二千年前、キリストが復活されてから50日した時、天に昇られたキリストに代わり、聖霊(なる神)が降臨されたのです。それにより何が起こったかと言うと、“イエスをキリスト(救い主)”と信じ告白する人々が現われたのです。キリスト教会がこの地上に誕生したのです。なぜなら、キリスト教会とは、“イエスをキリストと告白する者たちの集まり”だからです。以後、教会は“イエスこそキリスト、即ち、救い主である”と証ししながら今日に至っています。

やがて終わりの日に、キリストの教会は、キリストの花嫁として迎えられることが約束されています。そのような教会の一員とされて生きることこそ、実はわたしたちの救いに通じていくのです。

詳しくはどうぞ最寄りの教会に行かれ、メッセージをお聴き下さい。

「ここへ来なさい。小羊の妻である花嫁を見せてあげよう。」

(新約聖書・ヨハネの黙示録21:9)