今週のメッセージ 2005.11.13

生きるための言葉とパン

 

二つのことをあなたに願います。

わたしが死ぬまで、それを拒まないでください。

むなしいもの、偽りの言葉を

  わたしから遠ざけてください。

貧しくもせず、金持ちにもせず

わたしのために定められたパンで

  わたしを養ってください。

飽き足りれば、裏切り

主など何者か、と言うおそれがあります。

貧しければ、盗みを働き

  わたしの神の御名を汚しかねません。

(旧約聖書・箴言30:7〜8)

 

今朝読んだ聖書の中にあった御言葉です。

わたしはひとりの信仰者として、毎年、聖書全巻を通読することを心がけています。そして、もちろん、毎日三度の食事を取るよう心がけています。それら二つは自分の心と体の健康に不可欠だと思うからです。

「箴言」の「箴」は「はり」を意味しています。今は「鍼」が使われますが金属製だからでしょう。昔は竹製でしたので「箴」。

従って、「箴言」とは人間が生きる上で“ツボを刺す言葉”ということになります。

人間が、的を射た生き方が出来るために、真理の言葉と、貧乏でも贅沢でもないパンが絶対必要不可欠なのです。