今週のメッセージ 2007.5.27

ペンテコステに因んで

 

今日はクリスマス、イースターとならぶキリスト教会の三大祝祭日の一つペンテコステ(聖霊降臨日)です。

キリスト教会は、神が人となってこの世界においでになった出来事をクリスマスとして記念し、祝ってきました。

そのキリストが、わたしたちを救うべく、わたしたちの罪と死を背負い、身代わりとなって十字架に死なれた。しかし、死から甦り、負われたわたしたちの罪と死に勝利された出来事をイースターとして記念し、祝ってきました。

そしてペンテコステとは、御業を成し遂げられたキリストが天に帰られ、代わって聖霊なる神が降臨されたことを記念し祝う日なのです。

この日は“キリスト教会の誕生日”だと言われます。確かにそうです。

また、この日に因み、聖書通読や祈祷の推進をしようとする活動も行なわれてきました。意義あることです。

しかしペンテコステの最大の意義は、キリストの救いの福音を世界中に宣べ伝える働きがスタートしたことでしょう。そして20世紀を経た今日、世界の至る所にキリスト教会は存在し、老若男女を問わずクリスチャンが存在しています。

これらはどのようにして実現してきたのでしょう。聖霊が力を与えて、名も知られない幾多のクリスチャンを用いて福音を伝えさせて実現を見たのです!そして現在もその働きは続行中なのです!

「あなた方の上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」(新約聖書・使徒言行録1:8)