今週のメッセージ 2007.6.24

変らず信じられ続けている驚異

 

わたしたちの国の教育に関する根本的・基本的な法律である教育基本法が昨年12月22日、公布・施行されました。旧法が施行されたから59年後のことでした。

他方、現行の憲法が施行されたのは1947年ですから今年で60年ということになります。目下、改正論議が盛んです。

憲法を初め教育憲法といわれる教育基本法も、60年経つと改正されたり、また改正論議が盛んになることが実証されつつあることになります。

ところで、キリスト教の聖書が最終的に正典として認定されたのは、旧約聖書が紀元90年頃、新約聖書が起源397年ですから(書かれた時期はもっと古い)、すでに1600年以上の長きに渡り、変ることなく信じられ続けて来ていることになります。

また、カトリック、プロテスタントを問わず共通の信仰告白である使徒信条(あるいは信仰宣言)は、今日に至るまですでに1900年以上に渡り信じ、かつ告白され続けて来ています。

ただ単に古いというのではありません。今も変らず、世界中の多くの人々に信じれ続けているのです。実に驚異的です。そしてこれからもそれは間違いなく続いて行くことでしょう。

聖書ほど多くの言語に翻訳され、かつ毎年莫大な冊数が発行されている書は他にありません。永遠のベストセラーといわれる所以です。

その秘密はどこにあるのでしょうか。それは神の言葉であり、永遠の真理であるからに他なりません。キリストは次のように言われています。

「天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。」

(新約聖書・マタイによる福音書24:35)