今週のメッセージ 2007.7.1

今や、恵みの時・救いの日

 

今日から7月。早いもので今年も前半期が過ぎて後半期に入って来たわけです。

7月は、昔から七夕(たなばた)やお盆などの行事が行なわれてきました。小学校時代、竹の枝に願いごとを書いた短冊をつるした思い出があります。またお盆の頃は、当時田舎に住んでいましたので、迎え火や送り火の風習が行なわれていたのを覚えています。

またそれらとは別に7月には「欲日」と呼ばれる特別な日があるようです。7月10日がその日なのですが、別名「功徳日」とも呼ばれ、毎月ある「欲日(功徳日)」の中でも、取り分け7月10日は4万6千日の参拝のご利益があるのだそうです。故に「四万六千日」とも呼ばれているようです。しかし、キリスト教においては、他の日と比べて4万6千日分ものご利益があるといった特別日ありません。

聖書に次のような言葉があります。

「今や、恵みの時、今こそ、救いの日。」

(新約聖書・コリントの信徒への手紙(二)6:2)

つまりキリスト教では、今が、“恵みの時”であり“救いの日”なのです。救い主イエス・キリストがおいでになり、わたしたちのすべての罪と、それがもたらす滅びの死をあの十字架において担って下さった。そのイエス・キリストは死んで葬られたけれども、三日目に甦られ、負われたわたしたちの罪と死に対して、完全な勝利を勝ち取られたことを明らかにされたのです。この主イエスをあなたが救い主として信じ受け入れる時、「罪の赦し、からだの甦り、永遠の命」の救いが与えられるのです。そして実に今と言う時が、その時・その日だというのです!