今週のメッセージ 2007.7.22

キリスト教会からのお勧め

 

「いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子なる神、この方が神を示されたのである。」(新約聖書・ヨハネ1:18)

“百聞は一見に如かず”という諺があります。そこで、神を見ることができたら、迷わず信じることができるのにと考えたりします。

中には、夢・幻で自分は神を見たとか、あるいは日常の現実の中で神を見たという人が現れたりします。そして宗教を創設してその教祖におさまったりすることもあるのです。

ところが聖書は、「神を見た者はいない」と断じています。

しかし同時に、「父のふところにいる独り子なる神、この方が神を示された」と宣言してもいるのです。

「独り子」とは主イエス・キリストを指しています。

そんなことを言ったってイエス・キリストは2千年も前の人で、今さら見ることは出来ないではないかと言われるでしょう。

しかしイエス・キリストは、「聖書はわたしについて証しをするものだ」(同5:39)と言われます。

今もキリストは聖書を通してご自身をあらわされ、ご自身を通して神をわたしたちに示しておられるのです。

その聖書をどう読むかの問題が次ぎに出て来ますが、きちんとしたキリスト教会であれば、カトリック、正教会、プロテスタント共信仰の基本を基本信条として共有しており、それに則って聖書を解き明かしています。ですから、最寄のキリスト教会を訪れ、そこで語られる聖書のメッセージを通じて是非キリストで出会われ、神と邂逅して永遠のいのちの救いを得られんことを心からお勧めいたします。