今週のメッセージ 2009.5.24

キリストの昇天がもたらす恵み

 

先週の木曜日(21日)はキリストの昇天日でした。クリスマス(降誕日)、イースター(復活日)、ペンテコステ(聖霊降臨日)ほどではありませんが、記念されている大切な日です。

復活されたキリストは、40日目に天に帰っていかれました。今年のイースターは4/12(日)でした。先週の5/21はそれからちょうど40日目に当たっていたわけです。

ところで、キリストの昇天はわたしたちとどのように関わる出来事なのでしょうか。

クリスチャンは死というものを天国への門口と信じ、故に死を召天と表現します。その根拠は何かというならば、キリストの昇天です。教会はキリストのからだ、そしてキリストはその頭(コロサイ1:18)、わたしたちはそのからだを構成する部分(Tコリント12:27)です。故に、部分であるわたしたちも頭のおられる天にやげて召し上げられるのです。

昇天日から10日すると聖霊降臨日(ペンテコステ)を迎えますが、降臨された聖霊はキリストを信じる者の内に住まわれます。この聖霊は信じる者が天の「御国を受け継ぐための保証」(エフェソ1:14)といわれています。

さらに天に昇られ、父なる神の右に座しておられるキリストは、地上にいるわたしたちのために間断のない執り成しの祈りをささげて下さっています(ローマ8:34、ヘブライ7:25)。

かくしてキリストの昇天は、わたしたちもやがて天に召し上げられることの保証、また地上で戦っている信仰者が天においてすばらしい執り成し手を持っている、という恵みをもたらしているのです。ハレルヤ!