今週のメッセージ 2009.5.31

聖霊降臨の恵み

 

本日はクリスマス、イースターとならぶキリスト教会三大祝祭日のひとつ、聖霊降臨日(ペンテコステ)です。

しかし、クリスマス、イースターと比べると、その祝われ方は最も地味かも知れません。現に、クリスマス、イースター用の週報用紙は市販されていますが、ペンテコステ用は作成されてないとのことです。(うちの教会では、ペンテコステ用週報用紙をまとめ買いしてあったのですが、昨年で在庫がなくなったため、今年は購入しようとしたところ、作られていないとわかり少々ショックをうけました。)

次のような御言葉があります。

「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えないのです。」(新約聖書・Tコリント12:3b)

聖霊の導きがあってこそ、クリスマスに降誕されたイエスがキリスト(救い主)であられるとの信仰告白へと導かれるのです。

さらに次のような御言葉もあります。

もし、イエスを死者の中から復活させた方の霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリストを死者の中から復活させた方は、あなたがたの内に宿っているその霊によって、あなたがたの死ぬはずの体をも生かしてくださるでしょう。」(新約聖書・ローマ8:11)

つまり聖霊の恵みがあってこそ、イースターの恵み、即ち、永遠の命の恵み、復活の命の恵みに浴することができるわけです。

聖霊なる神は、ある意味で自己顕示なさらないお方です。その働かれるところでは神が崇められ、キリストの御名が高く掲げられます。しかし、このお方によってわたしたちは命の恵みに与ることが出来るのです。