今週のメッセージ 2009.8.16

神と人との間の唯一の仲介者

 

神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただおひとりなのです。」(新約聖書・Tテモテ2:5)

主イエス・キリストは神と人との間に立つただお一人の仲介者です。

では、どんな仲介役を担って下さっているのでしょうか。

まず第1番目は、神を人に正しく知らせる仲介役です。この役割を真に担っておられるのは主イエス・キリストお一人です。

聖書は以下のことばを以てそのことを証ししています。

いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。」(ヨハネ1:18)

わたしを見た者は、父を見たのだ。」(ヨハネ14:9)

第2番目は、罪人である人間の贖いの仲介をして下さっていることです。

これについて聖書は以下のように記しています。

雄山羊と若い雄牛の血によらないで、御自身の血によって、ただ一度聖所に入って永遠の贖いを成し遂げられたのです。」(ヘブライ9:12)

これは、イエス・キリストが十字架の死を以てわたしたちの罪の贖いを成し遂げて下さったことを指しています。

従って次のような御言葉がまた語られています。

「イエスは永遠に生きているので、変わることのない祭司職を持っておられるのです。それでまた、この方は常に生きていて、人々のために執り成しておられるので、御自分を通して神に近づく人たちを、完全に救うことがおできになります。」(ヘブライ7:24,25)

以上の2重の意味で主イエスは神と人の間に立つ唯一の仲介者なのです。