今週のメッセージ 2009.12.13

クランツの3本目に火が灯りました

 

礼拝堂に飾られたクリスマス・クランツの3本目のキャンドルに火が灯りました。今日は待降節の第3主日です。

待降節は、クリスマスに向かっての備えの期間であると同時に、あの最初のクリスマスにこの世においでになった主イエス・キリストが、再びおいでになる再臨に向かっての備えの時でもあります。

旧約聖書の最後は、主の日が来る前に預言者エリヤが遣わされるという約束で終わっています(マラキ3:23,24)。この約束は、老祭司ザカリアとその老妻エリサベトの間に洗礼者ヨハネが誕生することによって成就しました(ルカ1:17)。

他方、新約聖書の最後は、主イエス・キリストの再臨の約束で終わっています(ヨハネの黙示録22:30)。この約束の実現はまだ先に待たなければなりません。

このことについては、主イエスご自身がその約束のことばの確かさを次のようなことばで語っておられます。

「天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。」(マタイ24:35)

また、次のような警告の言葉も語っておられます。

「人の子が来るのは、ノアの時と同じだからである。」(同37節)

さらにまた、次のような勧めの言葉も語られました。

「だから、目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたには分からないからである。」(同42節)

キリストの再臨は、最後の審判の執行の時であり、また救いの完成、そして新天新地到来の時でもあります。

目を覚ましてその時に備えて行きましょう!