今週のメッセージ 2010.7.18

人は自分の知恵で神を知ることは出来ない

 

「世は自分の知恵で神を知ることができませんでした。...そこで神は、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうと、お考えになったのです。」(新約聖書・Tコリント1:21)

 

冒頭の聖句をまさに体現している方を紹介しましょう。その方は安藤和子氏という生物化学ご専門の理学博士の方です。目下、京都インターナショナル・ユニバーシティで教鞭をとる傍ら、クリエーション・リサーチ・ジャパン(旧創造科学研究会)の会長として広く講演活動をしておられます。

氏は、以前は頑固な無神論者であり、唯物論者であられたそうです。しかし、ある時、庭で洗濯物を干しておられた時、カタツムリを踏み潰してしまったことがきっかけとなり、「いのちとは何か?」「生きるとはどういうことか?」「その意味は?目的は?」との問いを内に持つようになりました。しかし、ご自分の研究領域である自然科学にはその解答がないことを知って、教会に行き求道を始められました。日曜日ごとに朝、午後、夕と3回にわたって集会に集われ、水曜日には祈祷会にまで集って追い求められたのです。

しかし、2ヶ月を経てキリスト教には解答がないと結論し、教会にお別れの挨拶に行こうとした日曜日の朝、突然、「わたしは神である。なぜそのことがわからないのか!」という主の御声に接するのです。「はい!そうですね」と考える前に返事をしていたそうです。そして一瞬にして目からウロコが落ち、全宇宙を、地球を、人間を創造した全知全能の神を信じる信仰者、クリスチャンに生まれ変わったというのです。ハレルヤ!