今週のメッセージ 2011.1.2

古びない新しさ


新年明けましておめでとうございます。

本年が皆さま方にとって主の祝福豊かな年となるよう心から祈ります。

新年に因み、「新しさ」について考えてみましょう。

聖書をみていくとき、「新しさ」にも二種類あることを発見します。

ひとつは、時間の経過と共に古びていく新しさ、すなわち、“古びざるを得ない新しさ”です。

次のみ言葉の中の「新しさ」はそれに該当します。

 「新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。...新しいぶどう酒は、新しい革袋に入

れるものだ。」(マタイ917

もうひとつは、時間が経過しても“古びない新しさ”、すなわち、“永遠の新しさ”です。

これについてはいくつかあげてみましょう。

 「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛し

たように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」

(ヨハネ1334

この「新しい掟」は、時間が経つと古くなってしまうような掟ではありません。永遠に新しい掟です。

 「わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。」(ヨハネ黙示録211

これは創造主の再創造のみ業によって救いが完成し、到来するいわゆる新天新地です。この新しさ

も時間の経過と共に古びない、永遠の新しさです。

ところで、この「新しさ」に与る者は誰でしょう。次の者がそれです。

 「キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。」

(Uコリント517

 信仰により、キリストと結ばれて歩む年としましょう!