今週のメッセージ 2011.1.16

「わたしは初めであり、終わりである」


年末年始に際してよく思い起こされる御言葉の一つに表題に掲げた御言葉があります。そこで、この御言葉が出て来る聖書の個所のうちの4つに注目してみましょう。

最初はイザヤ44:6bです。

「わたしは初めであり、終わりである。わたしをおいて神はない。」

この言葉の語り主は、あらゆるものに「初め」を与え、またあらゆるものに「終わり」をもたらすのは唯一の神だと宣言されています。

次に、同じイザヤ書48:12b・13aを見ましょう。

「わたしは神、初めでありまた終わりであるもの。わたしの手は地の基を据え/わたしの右の手は天を延べた。」

まさに神ご自身が天地の創造主であることが宣言されています。

3番目は新約聖書に目を転じ、最後の書ヨハネ黙示録22:12、13を見てみます。

わたしは、報いを携えて来て、それぞれの行いに応じて報いる。わたしはアルファであり、オメガである。最初の者にして、最後の者。初めであり、終わりである。」

神ご自身が「それぞれの行いに応じて報いる」方、即ち、最後の審判者、まさに「終わり」をもたらす存在であることが宣言されています。

最後に、同じヨハネ黙示録21:6を見ましょう。

「わたしはアルファであり、オメガである。初めであり、終わりである。渇いている者には命の水の泉から価なしに飲ませよう。」

 その神は、渇いている者には命の水の泉から価なしに飲ませる」救い主として間断なく働いておられるのです。