今週のメッセージ 2011.9.11 使命―命を使う
新約聖書の最初にある四つの福音書は、筆を揃えて復活の主が昇天に先立って弟子たちに言い置かれた宣教命令を記しています。
マタイ28:19,20「あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。」
マルコ16:15、16「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。信じて洗礼を受ける者は救われるが、信じない者は滅びの宣告を受ける。」
ルカ24:47,48「『罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。エルサレムから始めて、あなたがたはこれらのことの証人となる。」
ヨハネ20:21「父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」
特に最後のヨハネのそれは、十字架に先立って主イエスが祈られた“大祭司の祈り”の中でも祈られています。即ち、「わたしを世にお遣わしになったように、わたしも彼らを世に遣わしました。」(17:18)
この部分はThe Messageと呼ばれる英訳聖書では次のように訳されています。
「あなたがわたしにこの世界に対する使命をお与えになったように、わたしも彼らにこの世界に対する使命を与えます。」
ミッション(宣教)は、復活のキリストからすべてのクリスチャンに託されている使命なのです。すなわち、命を使って担うべき任務なのです。その任務遂行によってしかキリストの福音は広まっていかないのです!
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