今週のメッセージ 2011.12.18

クリスマスがクリスマスとなるために


雨は夜更け過ぎに

 雪へと変わるだろう

 Silent night,Holy night

 きっと君は来ない

 ひとりきりのクリスマス・イブ

 Silent night, Holy night”


 NHKテレビのある番組で、「いちばん好きなクリスマス・ソングは」の問いに対して山“下達郎のクリスマス・イブ”とレギュラーメンバーたちは口を揃えて答えていたので、どんな歌詞だろうと調べてみました。

 冒頭に最初の1節だけ記しましたが、4節まであって全く『キリスト不在』です。そもそもクリスマスという語は“Christ”(キリスト)と“mass”(祭り)が合わさった「キリストの祭り“の意味です。その歌にキリストが不在とは!これがわたしたちの国日本の現状です。

 M・ルターは、「キリストがたとえ百度、処女マリアから誕生したとしても、それが私のために生じた出来事でなければ意味を持ちえない」と言っています。

 「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」(ルカ2:11)

 これは御使いが、野宿しながら夜通し羊の群れの番をしていた羊飼いたちに告げたクリスマス・メッセージです。これが「わたしのためのメッセージ」として受け留められる人が一人でも多く生まれることを祈り願いながら、クリスマスのあんないをしていきましょう!