今週のメッセージ 2012.1.1

わたしの救いの証し

 

年頭にあたり、わたしの救いの証しを記します。

キリスト教との最初の出会いは、アメリカ人の宣教師が毎週開いていたバイブルクラスに参加するようになった時です。高校1年の頃でした。専らアメリカ人から生の英語が聞けることに魅かれてのことでした。宣教師の方はなんとか福音を伝えようと、イエス・キリストの物語がイラスト入りで書かれた小冊子を教材として用いていました。言わば宣教師の方は英語を教えるふりをしながら福音を語り、わたしは福音を聞くふりをしながら、専らネイティヴ・スピーカーの発音に耳を傾けていたという具合でした。

2回目の機会は、高校時代のクラスメートのお兄さんが東京で牧師をしていたのですが、卒業して東京での生活が始まって4ヶ月ほど経った時、その友達との交流からお兄さんの教会にも行くようになったことです。最初は牧師としてよりも友達のお兄さんとして接触していました。

しかし、自然に聖書のお話しを聞くようになり、教会の兄弟姉妹たちとも交わりを持つ中で、いつしか神の存在、自分の罪深さ、そして救い主イエス・キリストの十字架の贖いがわかるようになっていきました。

折しもプロテスタント宣教100周年記念の時でした。豊島公会堂と文京公会堂で1週間ずつ大々的な伝道集会が開催され、わたしは文京公会堂での集会で、イエス・キリストを自分の救い主として信じ受け入れクリスチャンとして歩むようになったのでした。

信じる前は、死により終止符が打たれ、別れを余儀なくされる人生に虚しさや寂しさを感じていましたが、信仰に導かれ、死は終わりではないこと、また、自分の人生に神により目的が与えられていることを知りました。それは何にも換え難い恵みと感謝しながら今日まで歩んできた次第です!