今週のメッセージ 2012.7.1

回復とその保持のために

 

わたしたちの教会は、毎週木曜日に聖書研究・祈祷会を持っています。前半の聖書研究では、目下、R・ウォレンの著書『回復への道』をテキストにして学んでいます。そこでの「回復」とは、「神の創造の意図に立ち返り、自分本来の『かたち』を見出し、その目的にしたがって生きるように」なることを指しています(p.4参照)。

内容は、回復に必要な8つの原則によって構成されていて、先週は原則7の後半を学びました。因みに原則7とは、「日々、神と交わる時間を確保して自分自身を吟味し、聖書を読み、祈ります。それは神ご自身を知り、私の人生に対する神の御心を知って、その御心に生きる力を得るためです」というものです。

前半では、折角回復を与えられたのに逆戻りしてしまうその原因が取り上げられ、後半では、逆戻り防止対策が扱われていて、具体的に3つのことが挙げられています。そして、これこそ回復を得るため、また同時にその回復を維持するための手立てだと、学びながら再確認したことでした。

その第1自己点検です。身体面、感情面、人間関係そして霊的な面について、随時、日ごとに、週ごとに(著者は挙げていないが)、年ごとに自己点検する。

2は、聖書を開き、静まって神の御声を聴く黙想。著者は、悪魔はしばしばこの時、雑音、他の人々、忙しさを以って妨害しようとすると警告しています。

最後の第3祈りによって神から回復とその保持の力をいただく。

これら3つは、まさにいわゆるデボーションの3要素で、回復とその保持に必要な事柄で、日々の歩みに欠くことの出来ないものです。