今週のメッセージ2013.9.15
「三日目に死人のうちよりよみがえり」
表題は、これまでに度々取り上げてきた使徒信条の中のクライマックスとも言うべきフレーズです。キリストの三日目の復活が告白されています。その前にはキリストの十字架の死に関する告白が置かれています。このキリストの十字架の死と三日目の復活は、言わばキリスト教信仰の中心です。
まず福音書の中のキリストの次の言葉がそのことを示しています。
「このときから、イエスは、御自分が必ずエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けて殺され、三日目に復活することになっている、と弟子たちに打ち明け始められた。」(マタイ16:21) 福音書の次に置かれている使徒言行録においても明らかです。
「あなたがたは律法を知らない者たちの手を借りて、十字架につけて殺してしまったのです。しかし、神はこのイエスを死の苦しみから解放して、復活させられました。」(使徒言行録2:23,24)
さらにその後に置かれている書簡の中でも確認できます。
「最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、 葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、・・・」(Tコリント15:3−5)
そしてキリストの十字架と復活がもたらした福音の恵みが洗礼の意義を語る御言葉の中に見事に示されています。
「わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。」(ローマ6:4)
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