今週のメッセージ2013.11.24

最も大切なこと

 

教会暦では次の日曜日(12/1)から待降節に入ります。本日はその前の最後の日曜日となります。そこで、聖書が「最も大切なこと」として語っていることを確認したいと思います。

 「最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。」(新約聖書・Tコリント15:3−5)

「最も大切なこと」とは、イエス・キリストのわたしたちのための十字架の死、埋葬、三日目の復活、そして目撃証人です。

「埋葬」は十字架の死の確かな証拠、また「目撃証人」は復活の確かな証拠として添えられたものとみるならば、つまり「キリストの十字架の死」と「三日目の復活」が「最も大切なこと」ということになります。

これについては主ご自身も語っておられたことです。

即ち、弟子たちにわたしを何者だと思うかと問うた時のことです。ペトロが「あなたはメシア、生ける神の子です」と応えると、それをきっかけに主は三度にわたって語られたのが十字架の死と三日目の復活でした。

 「このときから、イエスは、御自分が必ずエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けて殺され、三日目に復活することになっている、と弟子たちに打ち明け始められた。」(マタイ1618

実に主は、あなたを罪と死の滅びから贖い出すために十字架に死なれ、三日目によみがえられたのです!