今週のメッセージ 2015,3,8
死の陰の地に住む者に光が!
「ゼブルンの地とナフタリの地、/湖沿いの道、ヨルダン川のかなたの地、/異邦人のガリラヤ、暗闇に住む民は大きな光を見、死の陰の地に住む者に光が射し込んだ。」(マタイ4:15−16)
冒頭の聖句は、新約聖書の最初の書、マタイ福音書が、主イエスの宣教開始について、イザヤ預言の成就として記しているその預言の言葉です。
引用されているイザヤ書(旧約)の言葉、8:23−9:1は以下の如くです。
「先に/ゼブルンの地、ナフタリの地は辱めを受けたが/後には、海沿いの道、ヨルダン川のかなた/異邦人のガリラヤは、栄光を受ける。闇の中を歩む民は、大いなる光を見/死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。」
主イエスの宣教開始が、「異邦人のガリラヤ、暗闇に住む民は大きな光を見、死の陰の地に住む者に光が射し込んだ」と言われていることは注目すべきポイントです。
ガリラヤは、パレスチナの北部に位置していたため、北から侵略してくる外敵による血筋的、文化的、霊的な異邦・異教の影響を強く受けていた地域でした。その故に、「異邦人のガリラヤ」「暗闇に住む民」「死の陰の地に住む者」といわれているのです。
救い主イエス・キリストのガリラヤにおける宣教開始は、そうした背景の中で「光が射し込んだ」出来事としてマタイは記しているわけです。
あなたの生活の中にも主イエスを救い主として信じ迎えるとき、「暗闇に住む民は大きな光を見、死の陰の地に住む者に光が射し込」むのです!
|
|||