今週のメッセージ(2015/06/14)
続・『ヨハネ福音書』におけるペンテコステ
先週、『ヨハネ福音書』の中の14〜16章の訣別説教において、各章毎に聖霊に関する 言及があること、そしてその中から15:26のことばを紹介いたしました。そ
こで今週は、その中からさらに二,三ご紹介したいと思います。
14:26には次のように記されています。 「しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる 聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことご
とく思い起こさせてくださる。」
16章にも二箇所において以下のように記されています。 「しかし、実を言うと、わたしが去って行くのは、あなたがたのために なる。わたしが去って行かなければ、弁護者はあなたがたのところに来な いからである。わたしが行けば、弁護者をあなたがたのところに送る。そ の方が来れば、罪について、義について、また、裁きについて、世の誤り
を明らかにする。」(7,8節) 「しかし、その方、すなわち、真理の霊が来ると、あなたがたを導いて
真理をことごとく悟らせる。」(13a節) 先週と併せて『ヨハネ福音書』における聖霊に関する主イエスの言及の言葉 を見るとき、主イエスの昇天後十日して降臨された聖霊が、如何に主イエスと その言葉について、わたしたちに知る力を賦与して下さる方であるかがわ
かります。 わたしたちが持ち合わせている知力や理解力では、推測や想像は出来ても、 真に神またキリストを知ることはできません。聖書の理解についても同様で
す。実に聖霊の御助けが必要なのです! |
|||