今週のメッセージ201/03/20)

あなたの“RE-BORN”のために


「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。」(新約聖書・Tヨハネ4:9)

キリスト教会は、目下、受難節あるいは四旬節と呼ばれる期間を過ごしています。そして本日からその最後の一週間となりました。この一週間は受難節の中でも受難週と呼ばれる特別な週となっています。なぜなら、今週金曜日が、キリストが十字架に磔にされた「受難日」だからです。

キリストの十字架刑による死はかなり知られています。しかし、その出来事が意味することとなると、一般的にはキリスト教の教祖の殉教死程度にしか理解されていないのではと危惧します。

冒頭の聖句は、神がご自身の独り子、イエス・キリストをこの世に遣わされた理由(わけ)が示されています。それは、「わたしたちが生きるようになるため」だというのです。

実はそのことに、今週金曜日に訪れるキリストの十字架の死という受難が大きく関わっているのです。

キリスト御自身が次のように言われています。

 「はっきり言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをお遣わしになった方を信じる者は、永遠の命を得、また、裁かれることなく、死から命へと移っている。」(新約聖書・ヨハネ5:24)

実にキリストは、十字架においてわたしたちの罪と死を身代わりとなって負って下さり、信じる者に永遠の命の救いをお与え下さるのです。

テーマパークで知られるUSJの開業15周年を記念イベント《RE-BORN》が人気を呼んでいます。しかし、キリストによって、あなたの真の《RE-BORN》を得られんことを切に祈ります。