今週のメッセージ201/03/27)

現代にも見られるキリスト復活の証し


本日はイースターです。キリスト教会の三大祝祭日のひとつで、キリストの復活を記念する、日本語では「復活祭」と呼ばれるものです。もう少し詳しく言うならば、十字架に磔にされイエスは墓に葬られましたが、それから三日目の朝、甦られたのです。紀元30年ごろの出来事です。このことは神による福音の出来事として記念され、2千年近くを経た今日においても世界中で祝われています。

死者の復活などと言うと、そんな非科学的な!と思われることでしょう。当然です。常識では考えられないことです。しかし、これはイエス・キリストにおいて確かに起った事実なのです。

そこで、現代においても一般の方にも示されているその証を二つ挙げましょう。

ひとつはキリスト教会の存在です。この場合、キリスト教会とは、十字架のついた建物ではなく、イエスをキリスト(救い主)と信じ告白する者たちの集まりのことです。あの12弟子と呼ばれるペトロたちがその最初でした。彼らは、主イエスが十字架処刑に先立って捕らえられた際、「イエスを見捨てて逃げてしまった」(マルコ1450のです。キリストの復活がなければ、そこで消滅していました。キリストが復活されたからこそ、現在のキリスト教会の存在があるのです。

もうひとつは、キリスト教会の日曜日の礼拝です。日曜日は休日だから教会は礼拝日としているわけではありません。「週の初めの日」、即ち日曜日にキリストが復活されたからです(マタイ2817参照)。その故に、それを記念して日曜日が礼拝の日となり、また、その故に後に日曜日は休日となっていったのです。教会の日曜日の礼拝も復活を証しています。

このキリストの死と復活は、実はあなたの永遠の生死に関係しているのです!