今週のメッセージ201/07/31)

続・元首相田中角栄氏の主張を受けて

 

 先々週、元首相田中角栄氏の著書『田中角栄 100の言葉』の冒頭にあげられている、『用件は便箋1枚に大きな字で書け。初めに結論を言え。理由は3つまでだ。この世に3つでまとめきれない大事はない』を紹介し、この線に沿って聖書を紹介しようと記しました。

 1週間遅れとなりましたが、今回、それを試みてみましょう。

 まず結論です。新約聖書中の4番目の書、使徒言行録1631を挙げてみました。下記がそれです。

 「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。」

 聖書は、詰まるところ救い主イエス・キリストを紹介し、信じて救いを得よと勧めているのです。

 次にその結論に至る理由を三つ記しましょう。

 その1は、わたしたちは神の前に罪人(つみびと)。故に救いを必要としているのです。これについては次のことばを挙げることが出来ます。

 「人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、・・・」

 (新約聖書・ローマの信徒への手紙323

 その2は、しかし、神はわたしたちを愛して下さり、救いのためにご自身の独り子を賜ったということです。

 「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。」

 (新約聖書・ヨハネによる福音書316a)

 そして、その3は、その独り子イエス・キリストを信じるならば、永遠の命の救いを得るとの約束です。

 「御子を信じる人は永遠の命を得ている・・・」(同上336

以上の理由を受け入れるとき、最初の結論に至ることが出来るのです!