今週のメッセージ201/04/16)

最も大切なこと

 

「最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。」                  (Tコリント15:3〜5)

本日はキリスト教会の三大祝祭日の一つ、イースター(復活祭)です。

そこで“復活の章”と呼ばれている、新約聖書の中の『コリントの信徒への手紙第一』15章の最初の3〜5節を冒頭に掲げました。

「最も大切なこと」として、救い主イエス・キリストの(十字架の)死葬り、そして三日目の復活の出来事が記されています。

「最も大切なこと」といわれる所以はなんでしょうか。

イエス・キリストの磔刑は一般的によく知られています。問題はその死がどういう死か、ということです。とかく殉教死と考えられがちです。そうではありません。贖罪死です。あなたのすべての罪を背負った身代わりの死です。その御蔭であなたに“罪の赦し”の道が開かれ、あなたが罪のもたらす“永遠の滅びの死”から贖い出さる救いが成就したのです。

わざわざ葬りが言われているのは、復活を信じない人たちが、仮死状態だったが息を吹き替えし、それを復活と主張云々、をはっきりと否定するべくわざわざ明記されているのです。

贖罪死葬りに続く三日目の復活は、負われたあなたの罪と死に対してキリストが完全に勝利して下さり、あなたに“罪の赦し”“復活の希望”そして“永遠の命の救い”が実現したことを決定的に証ししているのです!

そして次いで復活のキリストの目撃証人たちが挙げられているのです!