今週のメッセージ201/07/02)

聖霊によらなければ

 

「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えないのです。」(新約聖書・Tコリント12:3b)


前回は「聖霊」という主題で記しました。まだクリスチャンになられてない方には難しかったかなと思ったりしています。

ところで、昨年の9/11付のこのコラムで、『筆者自身の洗礼に至るまでの経過』と題して書きました。その頃の体験を振り返る時、あらためて聖霊なる神の恵みを覚えるのです。

高校時代に聖書を手にするようになりました。学校が浜松にありましたので、東海道線を使っての登下校でした。その車中で聖書を読んだりもいたしました。アメリカ人の宣教師の方のバイブルクラスに通っていたことも影響したと思います。

しかし、聖書のことばが心に響いてくることはありませんでした。が、卒業後、上京し、1年間の浪人生活を送った時、7月の下旬頃からでしたが、昨年記したように教会に行くようになったのです。そこから変化が起きてきたのです。教会の牧師ご夫妻ともお交わりを持つようになり、教会の兄姉がたとも仲良くなりました。そうした中で、聖霊の恵みに与るようになり、説教や聖書のことばが心に響き始めたのです。

求道が実を結ぶために、教会に行き、その中で聖書のお話しを聞き、また信仰者の兄姉方と交わることは、実に大切なことだと体験的に思うのです。そこには祈りがあります。目には見えませんが、聖霊なる神が働いておられるのです。聖書のことばが心に響くようになり、神の存在を覚えるようになるのです。実に不思議です。聖霊の恵みという他ありません。