今週のメッセージ201/8/13)

聖書の読み方

 

先週は、先々週のテーマ「旧約聖書」に続いて「新約聖書」のテーマで記しました。冒頭には、新約聖書中にあるUテモテ3:16の聖句を挙げ、「神の霊感を受けて書かれた書」であるという聖書が持っている特質について記しました。

その証として次のような例を挙げることが出来ます。

聖書66巻のうち、最も早く書かれた書から、最も遅く書かれた書までの時間的な幅が1600年も費やされています。また、その著者も40人ほどいたと考えられています。しかし、聖書全体において驚くべき調和と統一があることであるのです。その秘密は、背後にたったひとりの著者(神)がおられ、聖書記者たちに霊感を与えて、記すべきことを誤りなく記させたことに因っているのです。これについては、主イエスご自身も、「天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない」(マタイ24:35)と保証されています。

さらにそのような聖書の読み方についても新約聖書中のUペトロ1:21,22を挙げて先週記しておきました。

そこで最後に聖書の読み方(解釈)において心得ておかなければならないことを以下に五つ記します。

  1. 聖書を通して語られる神の御声を聴く姿勢を持って読む。

  2. 聖霊の導きを求め、祈りつつ読む。

  3. 信仰をもって読む。

  4. 従う心構えをもって読む。

  5. 教会の礼拝につどい、また聖書研究・祈祷会につどう土台をもって読む