今週のメッセージ(2017/09/03) 聖書名目づくし
初めて聖書を手にされた方は、その分厚さと、中をペラペラとめくると字がびっしりと詰まっていてイラストらしきものは全くないのに圧倒されるかも知れません。旧約聖書は39書、新約聖書は27書、併せて66の書から1冊の聖書が成っているからです。 ところで、その66の書名を、その順番に従って全部覚える方法があります。そうすると、集会のとき、指定された個所を素早く開くのに実に便利です。筆者も、長年その方法を用いながら今日に至っている次第です。 その方法とは、年配の方はご存知の『鉄道唱歌』(“汽笛一声新橋を〜”)のメロディーに乗せて、66の書名がその順番に歌詞となっている歌を覚えることです。それは要するに『鉄道唱歌』の替え歌、『聖書名目尽くし』の題名がついた歌です。 以下にその歌詞を記してみましょう。
1.創、出、レビ、民、申命記、ヨシュア、士師、ルツ、サム、列、王、 これを作詞したのは木村清松(1874〜1958)という方で、山室軍平、中田重治、内村鑑三等と並び称せられる伝道者でした。彼にまつわる有名なエピソードが伝えられています。それは彼が渡米し、ナイアガラの滝を見物していた時、米国人から、お前の国にはこんな大きな滝は無いだろうと自慢されると、否、あの滝は俺の親父(神)が造ったものだ、と言い返したということです。
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