今週のメッセージ201/10/01)

クリスチャン

 

「そこでバルナバはサウロを捜しにタルソへ出かけて行き、彼を見つけたうえ、アンテオケに連れて帰った。ふたりは、まる一年、ともどもに教会で集まりをし、大ぜいの人々を教えた。このアンテオケで初めて、弟子たちがクリスチャンと呼ばれるようになった。」

(新約聖書・使徒行伝11:26、口語訳)

冒頭の聖句は、全部で27の書から成る新約聖書の第5番目の書・使徒行伝の中の一節です。イエス・キリストを信じる人たちが初めて「クリスチャン」と呼ばれるようになったことを伝えています。

話しは変わりますが、わたしが小・中学校時代に住んでいた地域(田舎町)にはキリスト教会がありませんでした。従って、「クリスチャン」という言葉は聞いたことがありませんでした。

しかし、進学した高校は市部にありましたのでキリスト教会も存在し、その頃になって初めて「クリスチャン」という言葉を耳にしました。何か洒落た名称だなという印象を持ちました。今から考えると、そうした面では実に奥手でした。

やがてクリスチャンというのはイエス・キリストを信仰し、教会へ通っている人たちであることがわかり、なんと程なくして自分もクリスチャンになったのです。

そこで、以前のわたしのような状態にある方に、取り敢えずキリストを紹介するとするならば、ひとつは、真の神を顕した方と申し上げましょう(新約聖書・ヨハネ福音書1:18参照)。もう一つは、わたしたちが神に帰るための道となられた方だということです(ヨハネ福音書146)。

あなたが真の神を知り、その神のもとに帰られますように!