今週のメッセージ201/10/22)

生きる指針

「あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。」(新約聖書・ローマ12:2)

ただ食べては寝、寝ては食べるだけでは人間満足できません。いわゆる犬・猫等の動物であるならばまだしも、人間はそれでは生きていけません。人間は生きることに何らかの意味や目的を追い求める存在だからです。

冒頭のことばは、生きる上での指針を示す聖書のことばです。「何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえ」知るべきことが勧められています。故に、その前の12:1では、「自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です」として、そのために神を礼拝することが勧められているわけです。

一般的には“特殊な生き方”と思われるかも知れません。

しかし、人間に、造り主なる神が存在するとしたらどうでしょう。聖書は、その神の存在を告げるとともに、その故に人間は、「人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」(新約聖書・マタイ4:4)と教えられているのです。

冒頭の聖句はこのことと密接不可分なことばです。

あなたを造られた神こそ、あなたの存在と生の確かな意味と目的を明らかに出来る方です。そしてそれは、神のことばなる聖書に向かい、また、神に祈る生活の中で知り得ることなのです!