今週のメッセージ201/11/05)

讚美歌(後)

 

 先週、冒頭に掲げた旧約聖書・詩編1031〜4aに基いて再び記したいと思います。

わずか4節足らずのことばの中に、「主をたたえよ」「聖なる御名をたたえよ」「主をたたえよ」と主(神)をたたえることが三度も勧められています。では、そこには如何なる理由があるのでしょうか。

その理由は次のように記されています。

 「主はお前の罪をことごとく赦し/病をすべて癒し/命を墓から贖い出してくださる。」

 即ち、理由が三つ挙げられています。

 @罪の赦し A病の癒し B命の死の墓からの贖い出し

この三つは、新約聖書に入り、救い主イエス・キリストの十字架の死と三日目の復活の出来事が起こるとはっきりと示されます。

イエス・キリストの十字架の死は何のためだったのか?

わたしたちが神と人の前に犯した数え切れない罪を身代わりに背負い、それのもたらす滅びの死を代わって担うためでした。

では、三日目の復活は何を意味しているのでしょう?

 それは、身代わりとなって負われたわたしたちの罪と滅びの死に対する全き勝利の証しでした。

 故に、新約聖書・ヨハネによる福音書336には以下の如く着されているのです。

「御子を信じる人は永遠の命を得ているが、御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまる。」

 このイエス・キリストを信じ、讃えることの出来る人は幸いです!