今週のメッセージ201/0/27)

聖霊のお働き

「わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、すなわち、父のもとから出る真理の霊が来るとき、その方がわたしについて証しをなさるはずである。」(新約聖書・ヨハネ15:26)

「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」(新約聖書・使徒言行録1:8)

先週の日曜日(5/20)は、クリスマス(キリストの降誕日)、イースター(キリストの復活日)と並んでキリスト教会の三大祝祭日の一つ、ペンテコステ(聖霊降臨日)であったので、それらの祝祭日と関わらせながらキリスト教会の三位一体の神の第三位格に位置する聖霊なる神について記しました。

聖霊なる神のお働きは実に多様ですが、しかしその中心的なお働きは、救い主イエス・キリストの救いをわたしたちの内に実現して下さることです。またそのために聖霊は、冒頭の最初の聖句が示しているように、救い主を知り、信じる力をわたしたちに賦与して下さるのです。

同時に聖霊は、キリストを信じて救いを得た者が、キリストとその救いの福音を他者に伝える証し(伝道)の力も賦与して下さるのです。冒頭の二番目の聖句はそのことを示しているのです。

聖霊の豊かなお働きの御蔭で、今や世界中にクリスチャンそしてキリスト教会が存在するに至っています。そして、救いを得させるために働かれる聖霊は、その手立てとして聖書祈りを用いられるのです。