今週のメッセージ201/0/16

「わたしは初めであり、終わりである」

「すると、玉座に座っておられる方が、『見よ、わたしは万物を新しくする』と言い、また、『書き記せ。これらの言葉は信頼でき、また真実である』と言われた。また、わたしに言われた。『事は成就した。わたしはアルファであり、オメガである。初めであり、終わりである。渇いている者には、命の水の泉から価なしに飲ませよう。』」(ヨハネの黙示録21:5,6)

わたしたちは、今、人生の途上にあります。それぞれ誕生日があり、また、いつの日かこの世を去るときがやって来ます。そのときがいつかは神しかご存知ありません。しかし、間違いなくその時まで、この人生の歩みを続けて行くわけです。問題は、その時までこの人生をどのように歩んで行くかです。

この世には、“しょうがない。生まれて来ちまったからには死ぬまで生きる他ない”と人生を消極的に考えて生きている方もおられるかも知れません。また、どう生きるべきなのかと、自分の生き方を模索しながら歩んでいる方もいるでしょう。さらには、人生にはっきりとした目的を見出して歩んでおられる方もあるでしょう。

その人生の途上においてどう歩むかを定めるために、「初め」「終わり」を知ることはとても大切です。それによって今のあり方を考える拠り所を見出す道が開かれるからです。「初め」「終わり」とは、その人自身の誕生と死を言っているではありません。もっと根本的なことです。自分の人生も含め、この世界がどのように始まり、そこにはどんな意味・目的があり、その終わりはどうなるのか、ということです。

驚くべきことに、この世界に関し、またあなたの人生について、「わたしは初めであり、終わりである」といわれる方がおられるのです!